
虫歯が神経にまで達すると、神経は細菌に侵され常に痛みを伴い、最悪の場合抜歯に至ります。こうなると、感染した神経を除去し、清掃・消毒が必要です。この処置を根管治療といいます。根管治療をきちんと行うことで、抜歯を回避でき、歯の寿命をつなぎとめることができます。
- 根管治療症例
- 術前
- 6番(青矢印
部分)は根充が不十分であり、赤丸部分4番(赤丸
部分)には根尖病巣(丸印箇所)が見られます。 - 術後
- 根管の十分な拡大(青矢印
部分)と、緊密な根充(赤丸
部分)をしました。病巣の大きさは時間と共にさらに小さくなっていきます。
歯の中には細いトンネル状の根管があり、そこに神経や血管が通っています。根管は肉眼では確認できないため、難しい治療のひとつ。そのため、治療には医師の豊富な経験と高度な技術が求められます。
また、医師の確かな腕と同時に、根管内の細菌を徹底して清掃・消毒すること、また根管内に細菌が再び侵入しないようにすることも重要になります。
根管治療は、いわゆる歯の土台づくり。建物を建てるときの基礎工事にあたります。
基礎工事がしっかり行われていない土台にどんなに素敵なデザインの建物が建ったとしても長持ちしないように、根管治療が適切に行われていなければその上に被せた人工歯も長くは持ちません。
根管治療がしっかり行われていないと、後々トラブルにつながるおそれがあるのです。
- 適切な診査・診断
- 根管治療を行う前には、虫歯の進行具合や歯ぐきの腫れなどを調べるために、レントゲンなどによる適切な診査・診断を行うことが非常に重要になります。また、再治療の場合にも原因などを探るために診査・診断は不可欠です。
- 十分な治療時間
- 根管治療は高度な技術を求められる難しい治療のため、慎重に治療を進める必要があります。また、トンネル状の根管は極端に狭かったり曲がったりと様々なので、十分な治療時間を設ける必要があります。






