1.定期検診のすすめ
■定期検診(メインテナンス)はなぜ必要なのでしょう
歯周病は再発が多い病気と言われています。その理由のひとつに、このメインテナンスを受ける習慣が日本人に定着していない事があげられます。
歯周治療が終了しても、きちんとした管理ができていなければ再発してしまいます。
歯周病の治療中や治療終了直後は、歯周病菌が非常に少なくなっています。はじめは、ブラッシングも非常に注意し、一生懸命行っていますが、時間とともにだんだん疎かになっていく場合もあり、再び歯周病菌が増殖し再発をおこしてしまうのです。メインテナンスとは、定期的に口腔内を管理するこにより歯周組織の健康を維持していくことです。
■歯周病は再発の多い病気
メインテナンスとは、歯周病を再発させず、健康な状態を維持していくための定期的な治療のことです。治療が終了した後は、3〜4ヶ月ごとの定期検診の受診をお勧めします。
細菌の集団であるプラーク(歯垢)は、毎日の適切なブラッシングでほとんど除去する事ができますが、深い歯周ポケットの中や、歯並びの悪い所にある細菌はブラッシングでは除去できません。これらは歯科衛生士による専門的なクリーニングによって除去する必要があります。
歯周病は再発の多い病気と言われています。治療によって症状が改善したとしても、そこは一度歯周病に侵されたところです。治ったといっても溶けてしまった骨が元通りに戻っているわけではなく、ほとんどが歯と歯肉が弱い結合で治っているのにすぎないのです。ブラッシングが不十分であったり、メインテナンスを怠ると細菌が活動をしはじめ、歯周ポケットが深くなり、容易に「再発」を起こします。
また、残念ながら治療の限界のため、部分的に治りきらないところが残ってしまうこともあるでしょう。そのような部位でもメインテナンスを継続することにより歯周ポケットがさらに深くならないように、進行を食い止めることができるのです。 |