インプラントの治療期間について
骨とインプラント体が結合する場合インプラント体の表面の微妙な凹凸の差やインプラント表面の材質が結合までの期間に影響するのです。
| 1番相性がいい |
一番骨との相性がいいのはチタン表面にハイドロキシアパタイトと呼ばれる骨や歯を構成する成分がコーティングされたHAコーティングインプラントで治療期間は1〜2ヶ月で可能です。
カルシテックインプラント-HAコーティング(ハイドロキシアパタイト)
1〜2ヶ月で骨との結合が可能。
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| 2番目にいい |
I.T.I.インプラント-SLA表面/リプレイスセレクトインプラント-タイユナイト表面
2番目によいのはチタン表面がサンドブラストと酸で処理されたI.T.I.インプラントで治療期間は1.5〜2ヶ月となります。
リプレイスセレクトインプラントも治療期間は2〜3ヶ月程で可能。
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| 3番目以降は |
ブローネマルク、アストラテックインプラントなど
3番目以降はどのインプラントも似たり寄ったりで、下顎の場合3ヶ月上顎の場合6ヶ月とするメーカーが多いと思います。
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上顎の骨は基本的に柔らかく下顎の骨は硬い傾向にあります。また年令や歯を抜いてからの経過年数により質は変化します。骨の硬さは1〜4度にまで分類され骨の元々の堅さや骨の厚みや高さと言った形状により治療期間は左右されます。インプラントの直径はだいたい3〜5mmなのでその太さより2mmぐらい多めの骨の厚みがあり骨の高さとしては神経や血管がない部位を除いて10mm以上あれば全く問題なくインプラントの植え込みができます。このような普通の骨なら2ヶ月あれば治療はすべて完了します。
また、骨に厚みや高さが不足しているような場合はソケットリフト、サイナスリフト、GBR法、ベニアグラフト法、過骨延長法、などのテクニックを併用して増骨するので治療期間は4ヶ月から場合によっては12ヶ月ほどかかる場合があります。
抜歯をしてだいたい6ヶ月経過すれば完全に歯を抜いた傷口は消えてわからなくなります。現在は抜歯と同時にインプラントを植立する即時埋入法が盛んに行われていますので6ヶ月待つ必要はほとんどありません。だいたいのケースが抜歯をしてから1〜2ヶ月後にはインプラントの植立が可能となります。
現在学会や研修会で盛んに即時付加法と呼ばれる方法がとられ始めています。この方法はインプラントを植立したと同時に歯の頭までつけてしまう画期的な方法でインプラントと骨が結合する前より噛む力を負担させます。この方法はある条件が満たされなければやらない方が安全です。骨にじゅうぶんな厚みと高さがあり骨の質も1〜3度と硬く患者さん本人が喫煙や飲酒をしていない、全身的に健康な方に限られます。
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